音楽で彩るお店の空気
カフェ・喫茶店の雰囲気を彩るもののひとつに、「BGM」があります。
たとえば木調の店内に、ジャズやクラシックが流れている。
喫茶店の定番スタイルといえそうですが、この一見なにげないBGMにも、注意や工夫が必要です。
「緑」の力で、お店をよりやさしい空間に
カフェ・喫茶店の店内には、観葉植物を置いていることが珍しくありません。
ひとつには、雰囲気を出すための装飾ですし、前回触れたように店内の消臭も期待できます。
ですが、それだけではありません。観葉植物は、さまざまな効果を持つ「スグレモノ」なのです。
イヤなニオイは早め早めの対策を
壁や床についたニオイは、掃除をすれば収まりますが、下水からイヤなニオイがする場合は、普通の掃除では解決しません。
悪くすると、そのニオイが店内にまで広がってしまい、お店の評判や客足に致命的なマイナスとなることも。
場合によっては、自分やスタッフはすっかりマヒして慣れっこになってしまい、お客さまが不快な気分になっているのに気づかない、という不幸なすれ違いも生まれます。
「トイレの神様」を味方につけるカフェ・喫茶店経営
カフェ・喫茶店経営者のみなさまは、自店のトイレをどの程度、清掃されていますか?
というのも、お客さまにとっては、お店のトイレがどのような状態であるかは、店内の雰囲気と同じくらい大切か、あるいはそれ以上ということも珍しくないからです。
ポスティングを通じて深める「地域密着」
前回も述べましたが、カフェ・喫茶店経営者の方は、同業者の存在には敏感かもしれませんが、焼鳥屋や美容室、書店など、異業種となると途端に鈍感になるということはいくらでもあることです。
ポスティングをしながら、周辺にどんなお店があるのかも知っていきましょう。同じ自営業者同士、横のつながりを深めながら情報交換するのもいいでしょう。
あなたのお店は知られてますか?
思った以上に世の中の人々は、「知らない」ものです。しょっちゅう看板を見ているはずなのに、いざどこかの喫茶店に入ろうとして「そこに一軒ある」ということが思い出せない。そんな経験をお持ちの方も珍しくないのではないでしょうか。
カフェ・喫茶店経営者の方なら同業者の存在には敏感かもしれませんが、これが焼鳥屋や美容室、書店など、異業種となると途端に記憶から抜け落ちてしまうということはいくらでもありそうです。
接客の基本は「笑顔」から
接客に「笑顔」がかかせないのは、言うまでもありません。暗い顔ででむかえられてうれしいお客さまはいません。
カフェや喫茶店にご来店いただいたことに感謝をこめて、心からのサービスをする。その気持ちが笑顔というカタチになって現れる。
なので、常に謙虚さと感謝の気持ちをわすれず、よい接客につとめましょう。
お店を活かすも殺すも「接客」次第
カフェを開業するときに、大切だとはわかっていても、つい後回しになりがちなのが「接客」です。カフェ・喫茶店経営者のみなさまは、接客をおろそかにはしていませんでしょうか。しかし、大切なお店を活かすも殺すも接客次第だといって過言ではありません。
コストいらずで、そのお店の魅力を高めることができるのですから、これほどおトクなこともないともいえます。
新たなライバル「コンビニコーヒー」にも負けないお店とは
コンビニコーヒーの影響がすでに現れたと指摘されたのが、関西の有名老舗喫茶チェーン「A」の全店・閉店です。このチェーンは「他店に押され業績が悪化した」と閉店の理由を説明していますが、「他店」の中には、大手チェーン以外にも、「コンビニコーヒー」の存在も含まれている可能性が、十分にありそうです。
では、カフェ・喫茶店経営者のみなさまが、コンビニコーヒーに負けないためには、どうすればいいのでしょう?
あらゆる飲食店に食後のコーヒーを
コーヒーは今、多くの飲食店でちょっとした収益アップの可能性を秘めています。そして私たち、大阪サントス珈琲には、思わず注目したくなる一杯を生み出せる秘密の豆があります。
飲食店経営者のみなさま、あるいはこれから飲食店を開業しようと考えておられるみなさま、ぜひそのメニューの端に、「コーヒー」をお加え下さい。
メニューが左右する経営の命運
カフェにとってメニューの重要性は、説明するまでもないかもしれません。開業をお考えのみなさまにとって、「こんなコーヒーを出したい」とか、「こんなランチを作りたい」といった夢や希望は、「こんな雰囲気のお店をやりたい」という願望と同じくらい、考えるだけで楽しいものだと思います。
とはいえ、自分のこだわりばかり追い求めたお店が苦戦をしいられるのと同じように、メニューを考えるにあたっても、理想やこだわり
ばかりに夢を膨らませればいいというわけではありません。
開業する場所の構造や形状について
喫茶店・カフェ・レストランの開業は立地をよく考えることがとても大切だということは以前にも書きました。家賃の安さだけを考えて、あまり人通りのないところに借りてもお客様がまったく来ないかもしれませんし、駅前だと人通りは十分でしょうが、家賃が高く、大手チェーンなどライバルがひしめいていることもしばしば。高い家賃につりあう集客を確保するのは並大抵ではありません。
お店選びでもうひとつ重要なポイントが、借りる場所の形状や構造です。
事業計画の重要性について
カフェの開業をお考えのみなさまは、ほとんどが「自分の理想をカタチにしたい」という思いをお持ちだと思います。さすがに「お金がもうかればなんでもいい」なんて人はおられないでしょうが、「こったことはしたくない」という方も、「シンプルなカフェをやりたい」という理想をお持ちだといえます。
「こんなカフェをやりたい!」という強い動機がなければ、開業などという手間のかかることはやれたものではありませんが、この「理想」が同時にカフェ開業の落とし穴となっているのもまた事実なのです。
喫茶店、カフェなど開業前にご覧ください。(立地編)
カフェを開きたいと考えてらっしゃる方々のほとんどは、様々な悩みや不安を抱えていると思います。
仕入れ先はどう確保するのか、手続き関係はどうすればいいのか、コーヒーの知識は十分なのだろうか……。私たち大阪サントス珈琲株式会社は、そんな皆様からの相談をお聞きし、
開業をお手伝いさせて頂いております。
ところで、実際に相談にお見えになる方々には、
すでに場所を決めておられる方も少なくありません。
もちろん、自宅を新築したのでその一階で、とか、親戚が営業していた商店を引き継いだのでそこを改装して、といった具合に場所ありきからスタートしたからという事情の方もおられますが、すでにご自分で見つけられたテナントスペースを賃貸契約されてから相談に来られる方も珍しくないのです。